「ROEの記事激減」が示す今の経営に必要なこと 部分最適・短期志向・高資本コストが弊害に
ESG(環境・社会・企業統治)への関心が高くなった2020年。北野氏の調査では、新聞記事でも「ESG」という言葉が出た回数は500件を超えた。一方、かつて頻出していた「ROE(株主資本利益率)」は100ほどに減ってしまった。
「世の中の価値観が変わった」という北野氏は、「1980年代のバブルに対する反省として効率を重視したROEは『部分最適・短期志向・高資本コスト』の属性を持つ。一方、ESGは『全体最適・長期志向・低資本コスト』の3つが特徴だ」と語る。
2019年はROEとESGの二兎を追って「ROESG」という概念も出てきたが、すぐに消えた。「収益性を高めて株主利益を重視するROEがデフレを招いた」と指摘する北野氏は、ESG時代の企業戦略をどう見ているのか。詳しくは動画をご覧いただきたい。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら