「甲信越・北陸・中部」は坂井(福井)が首位を奪取
「甲信越・北陸・中部」ブロックでは、昨年2位の坂井市(福井)が1位となり、野々市市(石川)を逆転した。詳細は坂井市が2位、野々市市が3位の総合ランキングで触れたとおりだ。昨年3位の本巣市が、新設住宅着工戸数、小売業販売高の減少の影響で6位に後退し、代わって昨年4位だった長久手市が3位に浮上した。
昨年11位のかほく市(石川)と同14位の能美市(石川)が揃って順位を上げ、それぞれ5位、7位のトップ10入りとなった。両市は保育所定員数が全国で75位、39位と高い水準にあり、「安心度」評価を押し上げたことが寄与した。
一方、昨年9位だった美濃加茂市(岐阜)が21位と大きく後退した。転入・転出人口比率、新設住宅着工戸数、小売業販売高の3指標が大きく減少したことが要因だ。部門別ランキング「快適度」にも触れたように、ソニーイーエムシーエス撤退も影響したと考えられるが、その跡地に千趣会の進出が決まっているほか、いくつかの企業進出も予定されており、来年以降の巻き返しも期待される。
このブロックでは、トップ10に石川県と福井県からそれぞれ3市ずつ、またトップ20では富山県を含めた北陸3県で13都市がランクインしており、その強さが際立っている。またブロック20位の中央市(山梨)が総合順位では29位と、このエリアのレベルの高さは他の地域を圧倒している。
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