エプソムカップは、グループのB級会社の社長争い
エプソムカップはGⅠよりもかなり格下だが、さりとて「中央場所」の別定の重賞なので、サラリーマンの世界にたとえると、大きな企業グループのB級会社の社長争いのような重賞だ。
A級会社の社長になりそこなったベテラン役員が昔の格にものを言わせて社長の椅子を取るか、まだ多少は若いプロパーで実績を上げた役員(オープン馬)が実力を蓄えてここで社長まで上り詰めるか。
今年のメンバーを見ると、実績のあるベテラン勢は調子がイマイチで、相対的な若手(今年は5歳でも「若い」)は例年の勝ち馬よりも実績がイマイチだ。加えて、馬場状態の予想も難しい。
本命には、重賞勝ちがあって、前々走の中山記念でジャスタウェイの4着に善戦したマイネルラクリマを採る。重馬場にも実績があり、安定感がある。対抗は、前走、前々走がハンデ戦の2着と実績が物足りないが、まだ上がり目のある4歳馬のマジェスティハーツとしたい。ここのところ勢いのあるハーツクライ産駒で人気になるかも知れないが、ハーツクライ産駒は3歳クラシックが過ぎてから力を付ける傾向があるので、軽視はできない。
三番手は5歳のディープ産駒で緩やかに成績上昇中のディサイファを買う。
連下は、流れ込まれても文句を言えないベテラン勢の中から、府中の得意なダノンヨーヨーとかつてはGⅠ級と思わせたペルーサを押さえる。ダークシャドウは実績的にメンバー中最上位だが、荒れ馬場を考えると斤量が重い。
馬券は手広く、分散投資型で行きたい。
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