王者「N-BOX」初の大幅改良で何か変わったか

商品力は強化されたが「1つだけ」残念な点も

初のデザイン変更をともなうマイナーチェンジが実施されたN-BOX(写真:ホンダ)

ホンダは、室内空間の広さと安心・快適な機能で絶大な人気を誇る軽自動車「N-BOX(エヌボックス)」の内外装デザインを刷新するとともに、N-BOXの世界観の幅を広げるコーディネートスタイルを追加し12月25日に販売を開始した。

N-BOXは、2011年12月に初代が登場。ホンダがずっと大事にしてきた、人を中心としたクルマづくりのための「MM(マン・マキシマム、メカ・ミニマム)思想」が詰め込まれたスーパーハイトワゴンだ。

全国軽自動車協会連合会のデータによると、発売の翌2012年には軽4輪車新車販売台数1位を記録し、2014年に1度だけ子育てヤングファミリーをメインターゲットにフルモデルチェンジを果たしたダイハツ「タント」に首位をあけ渡すも、2015年にその座を奪還してからは、5年連続軽自動車ナンバー1という快進撃を続けている。

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さらに、N-BOXシリーズとしては累計販売台数180万台を達成し、日本自動車販売協会連合会が発表する登録車を含む新車販売台数においては、3年連続トップという人気ぶりだ。

現在、販売されているのは2017年にフルモデルチェンジされた2代目モデル。まだまだ人気はトップクラスとはいえ、発売から3年が経ちライバルたちも魅力的を高めてきた。そこで、初めて大がかりなマイナーチェンジを実施したのである。

重視したのは「所有する喜び」

今回のマイナーチェンジでは、「軽乗用車最大級の室内空間はそのままに、所有する喜びをより一層得られるデザインへと進化させ、乗る人すべての個性と生活の幅を広げられるクルマを目指し、商品の魅力が高めたられた」という。

N-BOX、N-BOXカスタムともにフロントまわりのデザインが変わった(写真:ホンダ)(写真:ホンダ)

初めて変更されたデザインは、よりユーザーのライフスタイルに馴染むよう、よりシンプルで機能性を強調したものに。エクステリアは、ヘッドライトとグリルの形状変更に加え、メッキバーをロアグリルに追加したことでワイドな印象となった。

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