商船三井の新社長に”本命”の最年少取締役・武藤専務が就任へ、
利益水準では国内海運首位、世界一の船隊規模を誇る商船三井が、次期社長に武藤光一専務を内定したと3月25日に発表した。6月22日開催予定の株主総会を経て就任する予定。
武藤新社長は1953年9月26日生まれの56歳。現在の芦田昭充社長から10歳の若返りで、芦田社長の就任時よりも5歳若い。同業比較では、昨年就任した日本郵船<9101>の工藤泰三(やすみ)社長よりも1歳若く、就任時年齢は同じ。
芦田現社長は代表取締役会長となり、役員序列は相変わらず1位だが、業務執行からは外れ、主な役割は取締役会議長に限定される。
武藤新社長は、商船三井の3人の社外取締役を除く8人の取締役の中では最も若く、76年入社で社歴も最も浅い。役員序列は現在6位。6月の社長就任で業務執行の長となるが、役員序列的には2位か3位にとどまりそうだ。「2位」は副会長職を置かなかった場合、「3位」は副会長職を置いた場合の序列だ。
武藤氏よりも入社年次が1年早い取締役が3人、2年早い取締役が2人、4年早い取締役が1人いるため、副会長職を置く可能性は残っている。いずれも年長の取締役をまとめていけるのかについては、「彼(=武藤専務)だったらうまく手綱をとってくれるだろう、と。社外取締役や監査役にも事前に説明して回ったが、それはいいですな、と(いう反応だった)」(芦田社長)。
現在の商船三井の役員陣容は以下の通り。
役名 氏名 生年月日 入社年
社長 芦田昭充 43年 4月10日 67年
副社長 薬師寺正和 48年 6月18日 72年
副社長 米谷憲一 50年10月12日 74年
副社長 青木陽一 50年 5月 9日 74年
専務 安岡正文 51年 6月 7日 75年
専務 武藤光一 53年 9月26日 76年
専務 宍戸敏孝 53年 2月26日 75年
専務 山本竹彦 52年 9月29日 75年
※ 入社年は各4月