フェイスブック「見る専門の人」ほど心が病む訳 特に自己評価が低い人は精神状態が悪くなる
1つの方法としては、研究を個別に見るのではなく、複数の結果をまとめてみることだ。70件近くの研究をまとめると、SNSは精神面に悪い影響を及ぼすが、平均すると影響は小さいということがわかった。
しかし、あくまで平均の話だ。SNSを頻繁に利用することで精神状態が悪化するリスクのある人もいる。神経質で、心配性で、常に不安を抱えている人たちだ。それほどではない人よりも、強く影響を受ける。
なお、精神状態が「悪くなるような使い方」もある。他人の写真を見るだけで、自分は写真をアップしないし議論にも参加しない消極的なユーザーは、積極的なユーザーよりも精神状態が悪くなりやすいようだ。
積極的なユーザーは画像をアップするだけでなく、個々のユーザーとコミュニケーションを取っている。それが当たり前だと思うかもしれないが、実はフェイスブック上のアクティビティで積極的なコミュニケーションはわずか9%だ。
ほとんどのユーザーは社交目的でない
たいていは、尽きることのない潮流のような投稿や画像を次から次へと見ているだけなのだ。ほとんどのユーザーは、ソーシャルメディアを社交(ソーシャル)に利用するのではなく、皆が何をしているかをチェックしたり、個人ブランドを構築するためのプラットフォームとして使っている。
それ以外の場所で他の人からしっかり支えられている人は、SNSを社交生活をさらに引き立てる手段、友人や知人と連絡を保つための手段として利用している。そうした人たちの多くは、良い影響を受ける。
対して、社交生活の代わりにSNSを利用する人たちは、精神状態を悪くする。ある研究では、最初から精神状態が悪く自信もあまりなかった人は、SNSを使い過ぎることでもっと精神状態が悪くなったり、自信を失ったりする危険性があることがわかった。
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