「アソビ」で始まった僕のサラリーマン生活 古市憲寿×成毛眞 対談

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「月曜が待ち遠しい」会社を楽しむ方法

古市:新入社員だった頃の成毛さんは、会社を使って自分を成長させるという感じだったのか、それともただ単純に日々の仕事を楽しくしていたのか、どちらだったのでしょうか?

成毛:気持ちとしては、楽しみつつも、「会社を使って」いたという感じですかね? 遊んでいるわけですから。その代わり24時間会社にいましたけど、とにかく楽しくてしょうがなくて、月曜日が待ち遠しかったですね。自分でも仕事を作っていましたし、入社3年目には、大阪営業所の所長になっていました。

古市:どうして、そこまでアクティブに働けたのでしょうか。会社に入って上から言われてることをやって、ぬるま湯のように暮らしていればそれでいいかと思ってしまう人が多いと思います。

成毛:要するに、会社に行って自分なりに楽しみを見つけないと、苦しいじゃないですか。朝から晩までいなきゃいけないし。上司の言っていることを唯々諾々と聞かなきゃいけない。だけど自分で何か新しさや楽しみを見つけられれば、会社って楽しいところなんですよ!家だと、本読むか音楽を聞くかテレビ見るか以外、することはないんですよね。なので、無駄になるかもしれないけど、取引先に顔を出すとか、お客さんのところに「遊びに」行ってみるとか、そうしたことも楽しみの一貫でした。自分の中である種「ゲーム化」していたのかもしれません。

古市:そうしたアクティブな動きは、将来のキャリアを見据えての動きだったのでしょうか?

成毛:でも、長期的な目標があって、そのために動いていたっていうよりは、日々の中で「何が楽しいか」ということを選択していたのだと思います。将来の自分のキャリアとかいっさい関係ありませんでした。「今、何が面白いか」がすべてでしたね。

こうした成毛の意見に、スタジオの新世代たちはどう答え、議論を繰り広げるのか? この続きは、5月31日土曜深夜0時、NHK Eテレの「ニッポンのジレンマ」で。
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