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DVD100円自動レンタル機登場! 変わるレンタルビジネスの生態系《それゆけ!カナモリさん》

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  • 金森 努 青山学院大学経済学部非常勤講師
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 「客単価」も分解してみよう。「客単価=購入商品数×購入商品単価」だ。購入商品数は、12時間という時間では1~3枚に限られる。購入単価は100円だ。

上記からすると、低客単価を客数で補うように見えるが、客数は「回転率」がキモなのだ。

通信販売などで「RFM分析」という指標が用いられる。R:Recency=最新購買日:どれくらい最近に購入しているか、F:Frequency=累計購買回数:どのくらいの頻度で購入しているか、M:Monetary=累計購買金額:全部でいくら購入しているかである。

毎日に近く立ち寄るコンビニなら、FrequencyとRecencyが高くなることが期待できる。結果として、Monetaryも最大化する。

チャネル(ファミリーマート)にとっても美味しい話だろう。DVDを借りたり返したりする顧客の導線を自店に引き入れることができるのだ。DVDのお供に飲料やスナック菓子をついで買いする姿が目に浮かぶ。地域にある他店との差別化もできる。

まったくもって正しい気がするこの自動レンタル機。TSUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が、こうした取り組みを積極的に行う裏には、既存店の収益悪化という背景もある。

■より筋肉質になる映像ソフトレンタル業界

 2009年12月4日付日経MJの記事「CCC、新業態で店舗再生、提案型・小型・自動化・・・、モデル店で検証」によれば、09年度下期の既存店売上高は前年比約3%減を予想。10年3月期の連結売上高は前期比12%減の1950億円と5年ぶりに2000億円を下回りという見通しを示している。

映像ソフトレンタル店では、最大手のCCCと2位のゲオによる寡占化が進んでいるが、両社とも既存店売上高が伸び悩んでいるのが現状のようだ。

 

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