医師が推薦!お腹が凹む「スーパーフード」5選 「簡単」「安い」「お手軽」食材は、こんなにある!
3つ目のスーパーフードは、「野菜の王様」と呼ばれるほど栄養価が優れている「ブロッコリー」です。
「サバ缶」は汁ごと使うことがコツ
わが家では、ほぼ毎日のように「ブロッコリー」が食卓に並びます。サッとゆでるだけで食べられるので、主菜の付け合わせにしたり、サラダやスープに入れたり、とても重宝しています。じつはブロッコリーはダイエットを強力にサポートしてくれる野菜なのです。
まずは「食べ応え」があります。主食を減らした分、ちょっと物足りないなというときでも、ブロッコリーが埋め合わせをしてくれます。食物繊維も豊富なので、腹持ちもいいです。
また、ブロッコリーは「ビタミンC」「ビタミンE」「ビタミンK」のほか、「葉酸」「カリウム」「マグネシウム」、それに「酵素」「フィトケミカル」も豊富に含まれています。
なかでも「スルフォラファン」というフィトケミカルの一種は注目の成分。強力な「抗酸化作用」「抗炎症作用」があることが知られ、さまざまながんを予防する効果があることが報告されています。ぜひ、みなさんも毎日の食生活に取り入れてみてください。
サバには「EPA(エイコサペンタエン酸)」「DHA(ドコサヘキサエン酸)」が豊富に含まれています。「EPA」「DHA」は、「オメガ3系不飽和脂肪酸」です。魚に多く含まれ、中性脂肪が合成されるのを防ぎ、脂肪の分解を促進します。
日本のみならず世界各国の医学的な研究が行われた結果、現在「EPA」と「DHA」は「脂質異常症の治療薬」として広く使われるようになりました。
「EPA」「DHA」をとれば、血液中の脂質のバランスが改善されるだけでなく、腸壁から出る「やせホルモン(GLP-1)」の分泌も促され、内臓脂肪を減らす効果が期待できると考えられるのです。
では、どれだけとればいいのかというと「両方合わせて1日に1グラム」とるのが1つの目安です。これは魚の切り身1切れに相当します。中トロの刺身ならば4切れ程度です。
ただ、焼き魚や煮魚、フライなどにすると、せっかくの「EPA」「DHA」が流れ出てしまいます。そこでおすすめなのが「缶詰」。とくに味のついていない「水煮缶」は、さまざまな料理に使えて便利です。
コツは汁ごと使うこと。スープや炊き合わせにするといいでしょう。「魚は調理が面倒」という人でも缶詰なら使いやすいし、安価なのも魅力的だと思います。
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