ブリヂストンは総合でも上位に
パルプ・紙/化学は有力企業が並ぶ。トップの富士フイルムホールディングス(570.5点)は総合2位。総合1位のNTTドコモとの得点差はわずか0.8点だった。以下、2位信越化学工業(533.2点)、3位三菱ケミカルホールディングス(529.7点)も総合順位は高い。2013年4月から化粧品の開発で動物実験を原則廃止した資生堂(523.5点)が5位。13位ファンケル(500.2点)までが総合100位に入っている。
医薬品は武田薬品工業(538.1点)がトップ。CSR調達では、自社だけでなくサプライヤーに対してもCSRの実践を働きかける。海外でのCSR活動にも積極的で、企業統治+社会性部門は90.2点の高得点。財務部門全体4位の278.5点も後押しするものの、総合順位は昨年の12位から23位に低下した。2位には第一三共(525.0点)、3位エーザイ(522.0点)、4位アステラス製薬(521.9点)と製薬大手が続く。
石油/ゴム/ガラス・土石のトップはブリヂストン(553.7点)。環境の100点に加え、企業統治+社会性も94.8点と高レベル。人材活用は89.5点で上昇余地を残し、総合順位6位からさらなるランクアップも期待できる。2位旭硝子(544.5点)も企業統治+社会性(96.1点)などが牽引し、総合では17位。3位はJXホールディングス(510.4点)となった。
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