しかし、JR九州の豪華寝台列車「ななつ星 in 九州」が成功を収め、JR東日本やJR西日本も豪華列車戦略に乗り出していた。北海道にも同様の列車が走ってもよいのではないかという観点から、道は2016年ごろからJR北海道に対して、ななつ星のような列車も視野に入れた観光列車の導入運行を働きかけていた。だが、経営危機に陥っているJR北海道には何十億円もの製造コストがかかる列車を造るだけの資金がない。そこで、国は国内外から鉄道事業者を公募して、JR北海道の線路の上に観光列車を運行させるという構想を2018年に打ち出した。
JR貨物がJR旅客各社の線路の上を走っているように、運行会社と線路保有会社が異なる例は珍しくない。国としては、鉄道運行とインフラ管理を分ける「上下分離」の導入が念頭にあった。
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