FRB、2%超のインフレ率を「一時的に」許容

長期目標達成への新戦略、雇用最大化も強調

米連邦準備理事会(FRB)は27日、世界的に雇用とインフレの下方リスクが高まっている中で、米国の完全雇用を復活させ、インフレ率を健全な水準に回復すための積極的な新戦略を発表した。写真はパウエル議長。ワシントンで3月撮影(2020年 ロイター/KEVIN LAMARQUE)

[27日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は27日、世界的に雇用とインフレの下方リスクが高まっている中で、米国の完全雇用を復活させ、インフレ率を健全な水準に回復すための積極的な新戦略を発表した。

インフレ率が「一時的に」2%を上回ることを許容し、長期的に平均2%の目標達成を目指すほか、雇用最大化の確保を図る。

政策当局者17人全員がFRBの長期目標と金融政策戦略を承認し、新戦略を含む新たな声明を発表した。

パウエル議長はワイオミング州ジャクソンホールで開催された経済シンポジウムの講演で、「新たな声明は、特に低・中所得者層の多くの人々に対し強力な労働市場がもたらす恩恵へのわれわれの評価を反映している。堅固な労働市場はインフレ率の望まない上昇を引き起こすことなく維持することができる」と述べた。

マーケットの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 新競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 今見るべきネット配信番組
  • コロナ後を生き抜く
  • 若者のための経済学
トレンドライブラリーAD
人気の動画
「人のために働く職業ほど低賃金」な根深い理由
「人のために働く職業ほど低賃金」な根深い理由
渋谷駅、谷底に広がる超難解なダンジョンの今
渋谷駅、谷底に広がる超難解なダンジョンの今
「話が伝わらない人」と伝わる人の決定的な差
「話が伝わらない人」と伝わる人の決定的な差
「説得力のある話ができる人」と「説得力のない人」の差
「説得力のある話ができる人」と「説得力のない人」の差
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
激動相場に勝つ!<br>株の道場

6月18日発売の『会社四季報』夏号が予想する今期業績は増収増益。利益回復に支えられる株価が上値を追う展開になるか注目です。本特集で株価が動くポイントを『会社四季報』の元編集長が解説。銘柄選びの方法を示します。

東洋経済education×ICT