新型コロナにまつわる致命的な「3つの大嘘」 「コロナ大不況」も「世界が変わる」も大間違いだ

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さて、競馬である。

前回の記事「『政府は愚かだ』と批判する人が気づくべき真実」の最終ページで、クイーンステークスも含め、世代別などで複数のレースをG1レースとして開催する「夏の札幌G1ウィーク」を創設せよ、と提案した。これは私だけが言っていることではなく、北海道競馬関係者は熱望していることである。

札幌記念は「G1昇格」+公式「凱旋門トライアル化」を

そして、その中核にあるのは、23日(日)に行われる札幌記念(G2、札幌競馬場11R、距離2000メートル)である。かつて、札幌競馬場はダートだけで、札幌記念とはダート王者決定戦であり、リキサンパワーなどが勝ち(メジロアサマやプリティキャストも出走し、いずれも2着)、最後のダートの札幌記念の勝ち馬はダイナレターだった。

いまでは様変わりして、フランスの凱旋門賞の叩き台として使われることも多い。昨年の札幌記念は同賞に出走の意向を表明していたブラストワンピース、フィエールマンがそれぞれ1着、3着だった。なお凱旋門賞ではブラストワンピースが11着。フィエールマンは結局不出走だった。

私は、札幌記念をもう少し早い時期にしてG1にするだけでなく、ここを勝った馬が凱旋門遠征をする場合は、JRA(日本中央競馬会)がその費用を負担する、というようなボーナスをつけて開催することを提案したい。社台グループの皆様、すべての競馬関係者の皆様、いかがでしょうか?

今年の札幌記念は、G1ホースが3頭参戦する。現役最強牝馬のラッキーライラックが人気だが、私は忘れられかけたG1馬、ペルシアンナイトの一発に賭けたい。単勝と複勝。

小幡 績 慶応義塾大学大学院教授

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おばた せき / Seki Obata

株主総会やメディアでも積極的に発言する行動派経済学者。専門は行動ファイナンスとコーポレートガバナンス。1992年東京大学経済学部首席卒業、大蔵省(現・財務省)入省、1999年退職。2001~2003年一橋大学経済研究所専任講師。2003年慶應大学大学院経営管理研究学科(慶應義塾大学ビジネススクール)准教授、2023年教授。2001年ハーバード大学経済学博士(Ph.D.)。著書に『アフターバブル』(東洋経済新報社)、『GPIF 世界最大の機関投資家』(同)、『すべての経済はバブルに通じる』(光文社新書)、『ネット株の心理学』(MYCOM新書)、『株式投資 最強のサバイバル理論』(共著、洋泉社)などがある。

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