大学入試の「志望理由書」で絶対に通過するコツ 「大学へのラブレター」の正しいまとめ方

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このように、大学での学びを具体的に示すことができれば、大学の先生も、「うちの大学のことをよく調べてくれているな」と思ってくれるでしょう。

必ず誰かに読んでもらって添削する

本稿では、志望理由書を書く際のポイントだけをお伝えしました。志望の学部や学科によっても書き方は多少、異なりますが、ベースとなる要素は同じです。

『採点者の心をつかむ 合格する志望理由書』(書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします)

もちろん、志望理由書に決まった形式はありませんから、4つの要素の順番が入れ替わったり、逆になったりしたからダメ、ということではありません。あくまで形式、ということで理解してください。

また、もう1つのポイントが、書いた志望理由書は、恥ずかしがらずに、誰かに必ず添削してもらうということ。

自分が書いたものを自分で添削するには限界があります。いい志望理由書にするためには、第三者に見てもらい、何度か書き直すことが不可欠。

学校の先生、塾・予備校の先生に相談して、添削指導を受けることをおススメします。 

「志望理由書は大学へのラブレター」

このことを胸に刻んで、ぜひ、あなただけの熱い想いを「志望理由書」にしたためてください。

中塚 光之介 河合塾講師、大正大学専任講師

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なかつか こうのすけ / Konosuke Nakatsuka

大阪府出身。早稲田大学卒業後の1993年から河合塾にて添削指導を行う(人文教育系、社会科学系、医系など)。2000年からは、すいどーばた美術学院で芸術系小論文、2001年からは、新宿セミナー(現・ena看護)で看護系小論文の指導を行う。2003年から河合塾小論文科講師となり、医系小論文、文系小論文、帰国生入試小論文を担当する。医系テキスト、全系統テキスト、全統論文模試、全統医進模試プロジェクトチームにも参加。また、総合型選抜・学校推薦型選抜対策全般(提出書類、面接など)の指導も行う。担当する小論文対策講座はいつも満席状態。夏期、冬期講習は申込み開始後、即締切となるほどの圧倒的な人気を誇る。著書に『採点者の心をつかむ 合格する看護・医療系の小論文』『採点者の心をつかむ 合格する志望理由書』『採点者の心をつかむ 合格する小論文のネタ[医歯薬/看護・医療編]』『 採点者の心をつかむ 合格する小論文のネタ[社会科学編]』『採点者の心をつかむ 合格する小論文のネタ[人文・教育編]』『採点者の心をつかむ 合格する小論文の書き方』『採点者の心をつかむ 合格する看護・医療系の志望理由書・面接』(いずれも、かんき出版)がある。

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