スズキ、小型車向けハイブリッド技術開発

排気量800ccのディーゼルエンジン自社開発も

4月16日、スズキは、ハイブリッドシステムなど小型車向けの新技術を開発したと発表した。写真はカリフォルニアの同社ディーラー店舗で2012年11月撮影(2014年 ロイター/Mike Blake)

[東京 16日 ロイター] -スズキ<7269.T>は16日、ハイブリッドシステムなど小型車向けの新技術を開発したと発表した。排気量800ccのディーゼルエンジンの自社開発やプラットフォーム(車台)の軽量化なども明らかにした。

ハイブリッド技術はまず小型車での採用を目指し、軽自動車への搭載も検討する。同社のハイブリッド車投入は2003年に発売した軽自動車「ツイン」以来。燃費の良いハイブリッド車は国内でも人気が高いほか、新興国でも需要が高まっており、再投入が必要と判断した。

開発したハイブリッド技術は、減速時のエネルギーを電気に変えて蓄えるスズキの技術「エネチャージ」を応用し、加速時にエンジン駆動を支える仕組み。小型の電池とモーターを使ってエンジン駆動時をサポートする「マイルドハイブリッド」と呼ばれるタイプ。市販に向けてはコストの低下が課題という。

自社開発するディーゼルエンジンは小型の2気筒エンジンで、インドを中心に新興国向け小型車や商用車などに搭載する。現在、伊フィアットから調達および技術ライセンス契約を受けて生産しているディーゼルエンジンについては継続する。

プラットフォームは現行の4種類から次世代プラットフォーム3種類に統合する。次世代プラットフォームは構造や部品の配置を刷新し、衝突性能など向上させ、車両全体で最大15%軽量化する。ガソリンエンジン開発は軽自動車と1400cc以下に集約し、平均熱効率40%を目指す。

(白木真紀 編集:山川薫)

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