信長の戦術にプログラミングの本質が見える訳 社会のあらゆる仕組みを説明することが可能

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結婚式で、花嫁の父親はなぜ泣くのでしょうか。それはおそらく哀しいから、寂しいからだけではないように私には感じられます。

自分の育てた娘、すなわち自分のプログラミングした存在が、自立して自らの伴侶を選び、巣立ってゆく。これは子育てというプログラミングにとって、1つの完成を意味します。

結婚はプログラミングの1つの完成形

『増補版 教養としてのプログラミング講座』(中公新書ラクレ)書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

人生のうち、数十年という歳月を費やしたプログラミングが、ついにそこで一つの成就を迎える。完成に感動する気持ちは、筆者もプログラマーとして痛いほどよく分かります。

逆にお嫁さんを迎える側の両親は、あまり激しく泣いたりしません。それは「新しい家族を作るという、新たなプログラミングが待っているから」なのかもしれませんね。

清水 亮 連続起業家・AI研究家

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しみず りょう / Ryo Shimizu

AI研究家、連続起業家、UberEats配達員(多忙で休業中)。1976年新潟県生まれ。大学在学中からプログラマーとしてゲーム業界やモバイル業界で活躍し、これまでに10社の設立に関わった。動画配信サービス・シラスで「教養としてのAI講座」を開講するなど、国内のAI開発コミュニティで支持されている。「はじめての深層学習プログラミング」(技術評論社)などAI関連の著書多数。

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