信長の戦術にプログラミングの本質が見える訳 社会のあらゆる仕組みを説明することが可能

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結婚式で、花嫁の父親はなぜ泣くのでしょうか。それはおそらく哀しいから、寂しいからだけではないように私には感じられます。

自分の育てた娘、すなわち自分のプログラミングした存在が、自立して自らの伴侶を選び、巣立ってゆく。これは子育てというプログラミングにとって、1つの完成を意味します。

結婚はプログラミングの1つの完成形

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人生のうち、数十年という歳月を費やしたプログラミングが、ついにそこで一つの成就を迎える。完成に感動する気持ちは、筆者もプログラマーとして痛いほどよく分かります。

逆にお嫁さんを迎える側の両親は、あまり激しく泣いたりしません。それは「新しい家族を作るという、新たなプログラミングが待っているから」なのかもしれませんね。

清水 亮 ギリア代表取締役社長兼CEO

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しみず りょう / Ryo Shimizu

1976年新潟県生まれ。ギリア株式会社代表取締役社長兼CEO。2005年に情報処理推進機構(IPA)より「天才プログラマー/スーパークリエイター」として認定される。17年にソニーCSL、WiLと共にギリア株式会社を設立。19年より一般社団法人未踏によるAIフロンティアプログラムのメンターとして活動。「ヒトとAIの共生環境」の構築に情熱を捧げる。著書に『よくわかる人工知能』(KADOKAWA)、『プログラミングバカ一代』(共著、晶文社)など。noteサークル「shi3zのメディアラボ」主宰。

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