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「在宅勤務あるある」に誰もが苦しむ根本原因 社労士社長がテレワークしてわかった現実

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  • 大槻 智之 特定社会保険労務士、大槻経営労務管理事務所代表社員
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緊急事態宣言後、ほどなくして2歳の長女の保育園が休園となりました。つまり、基本的には24時間、2歳児と0歳児と過ごしながら、仕事をこなしていかなくてはならないということです。これが大きな計算違いでした。

長女が新生児のころは、基本的に4時間おきのミルクの時間を想定しておけば、さほど問題なく業務を遂行することができていました。その感覚で仕事を考えていたのです。

ところが、ご想像のとおり、2歳児はまったくコントロールが利きません。「パパは仕事中だから」などという理屈はまったく受けつけません。

むしろ、「つねにパパがいる」という理解なのか、四六時中からんでくるではありませんか。いつもであればこれほどうれしいことはないのですが、在宅勤務中となるとそうとばかりは言っていられません。

Web会議をしているとそこへ乱入し、メールの返信をしようとするとPCのキーボードを連打する。電話をしていると、突然テレビのスイッチを入れてくる。さらには、ストレートに「一緒に遊ぼう」と腕を引っ張られ、下の子にミルクをあげているすきにPCをいたずらされ、原稿を小まめに保存しないと、いつ消されるかわからない等々、まったく仕事がはかどらないのです。

「でも奥さんがいるでしょう」と思うかもしれませんが、妻も「在宅勤務なんだから育児しながらは当然でしょ」と思っているようだし、なんなら私自身もそう思っているので、やはりはかどらないわけです。

育児で一変する家庭環境

こうも以前と環境が異なると、「家庭環境によって個別に働き方をカスタマイズすべき」というのが率直な感想です。独身、夫婦2人、0歳児がいる世帯、2歳児がいる世帯では、こうも違うものなのか。

「何をいまさら言ってるんだ!」とお叱りを受けるかもしれませんが、私のような経営者はゴマンといます。つまり、やってみないとわからないのです。

そんな中でたどり着いたのが、8時間という労働時間の使い方を通常の始業・終業時刻で考えるのではなく、24時間で考える、ということです。

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