おのずとマツダの取引先からは不安な声が漏れる。マツダ向けに大物部品を国内外で供給する広島県の1次部品メーカーは「今後マツダの世界生産がどれだけ落ち込むのか。生産調整が長引くのではないかとびくびくしている」と話す。
また、プレス部品を軸にマツダ向けの売上高が会社全体の9割を占めるという1次部品メーカーの幹部は国内外の投資回収に遅れが出ることを懸念する。
この会社はマツダに帯同して2014年にメキシコに進出。マツダとトヨタがアメリカで2021年に稼働させる合弁工場向けにも新工場を建設中だ。「メキシコの投資回収もまだ終わっていない。最近は国内にプレス機を増設したばかり。コロナのあおりとはいえ、マツダ向けの売り上げが大きく減るのはしんどい」(同社幹部)。
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