ムーディーズはこれまでソフトバンクグループの特殊事情を勘案し、一定の譲歩をしてきた。有利子負債は総額で見るのが基本だが、ソフトバンクグループは現預金等を除いた純有利子負債で見ていた。また、中国のアリババ株など巨額の保有株の価値を格付に加味していた。
今回、ソフトバンクグループはリリースで「当社の考え方を否定するだけの合理的な説明を求めておりましたが、ムーディーズから当社に対して現在に至るまで説明はなされておりません」と記している。ソフトバンクグループは、「そもそも格下げを行う理由は存在しない」としており、資産売却に伴う信用力の評価で、両社間でまったく折り合いがつかなかったわけだ。
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