戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか 菊澤研宗著

戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか 菊澤研宗著

本書は、孫子、クラウゼヴィッツ、ロンメル、ナポレオンなどの軍事戦略を経営戦略へ応用することによって、企業が生き残る道を探ろうとする試みである。

経営学者である著者は、戦後、日本企業はアメリカから最先端技術や最新知識を輸入しながら、安価でコンパクトな製品を大量生産できたため、経営戦略はほぼ不要だったとする。しかし、そうした日本企業の優位性は、すでに他のアジア諸国に奪われてしまった。

現代の企業間における競争は戦争状態と非常に似た様相を呈しており、グローバル化の進展は世界大戦の攻防と同じだという。こうしたことから、企業人も軍事戦略から積極的に学ぶことを提案する。

光文社新書 798円

  

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ブックス・レビュー
  • 起業家的音楽家
  • 礒部公一のプロ野球徹底解説!
  • 競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
衰退か再興か<br>アトキンソンと考える<br>日本の生存戦略

急激な人口減少と高齢化の先に待ち受ける地盤沈下を避け「日本再興」を進めるには、従来の常識にとらわれず新しい発想で問題に取り組むことが必要だ。最低賃金の引き上げを含む3つの生産性向上策を軸に、日本が生き残る道を探った。