翌日は終日、移動のため国境を越えつつ鉄路を乗り継ぎます。まずはフッセン駅を朝10時5分に出発。バイエルン地方鉄道に約1時間揺られ、カウフボイレン駅へ。ドイツ鉄道に乗り換え、地域間急行でリンダウ中央駅を目指します!
リンダウ中央駅からは、船にてブレゲンツ港へ約20分の船旅です。渡欧当時、偶然にも路線工事のタイミングだったため観光船をも味わうことに(こちらはユーレイルパスの対象外となりますが、エリアによってはフェリーも乗れる場合があります)。ブレゲンツ港からは「ÖBB」ことオーストリア連邦鉄道に乗車。ブレゲンツ駅経由でスイスのザンクト・マルグレーテン駅まで向かいます。
ここまで来ればあと一息。15時48分ザンクト・マルグレーテン駅発の「IR(インターレギオ)こと準急・急行列車でクール駅へ。同じくIRに乗り継ぎ約2時間。17時58分にスイスはサン・モリッツ駅にようやく到達です! トータル約7時間強の鉄路&船の乗り継ぎ旅。こんな日は少し町歩きを楽しんで、早めにホテルにチェックインするのが賢明です(笑)。
「氷河特急」の旅
ユーレイルパスを使った鉄道旅・4日目は、お待ちかね! 世界中の鉄道ファンの羨望を集める「グレッシャー・エクスプレス」こと氷河特急の旅です。
運行ルートは、サン・モリッツ~クール、ツェルマット間。山々を抜け、牧草地を走り、街に出るまでの総運行距離270kmを約8時間かけて進みます。新緑の季節はもちろん、冬には雪山を縫うように走り、さまざまな表情を見せてくれます。最高標高はなんと2033m! 最低標高との差が1400mもあるのでワイドな景色を堪能できます。
久野知美アナの欧州鉄道周遊ルポ
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バチカンミュージアムの入口
(写真:ホリプロ)
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バチカン「ラファエロの間」のフレスコ画
(写真:ホリプロ)
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ローマのコロッセオ
(写真:ホリプロ)
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コロッセオなどとともに世界遺産に
登録されているフォロ・ロマーノ(写真:ホリプロ)
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フィレンツェから乗車した夜行列車「ナイトジェット」
(写真:ホリプロ)
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「ナイトジェット」の個室内
(写真:ホリプロ)
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「ナイトジェット」の個室で朝食
(写真:ホリプロ)
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フッセンはロマンチック街道の終点の街
(写真:ホリプロ)
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フッセン―カウフボイレン間のバイエルン地方鉄道
(写真:ホリプロ)
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リンダウからブレゲンツへの観光船
(写真:ホリプロ)
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「氷河特急」を牽引するレーティッシュ鉄道の機関車
(写真:ホリプロ)
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「氷河特急」の車窓
(写真:ホリプロ)
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「氷河特急」のエクセレンスクラス車内
(写真:ホリプロ)
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ツェルマットの街を散策する久野知美アナ
(写真:ホリプロ)
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スイスとフランスを結ぶ「TGVリリア」
(写真:ホリプロ)
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世界遺産の中でもとくに有名なモン・サン・ミシェル
(写真:ホリプロ)
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11世紀の初めに建設された修道院付属教会
(写真:ホリプロ)
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緑の芝生が美しい回廊。修道士が瞑想や
憩いの場として活用した(写真:ホリプロ)
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モン・サン・ミシェルからレンヌへの列車(TER)
(写真:ホリプロ)
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夕暮れのパリに輝くエッフェル塔
(写真:ホリプロ)
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パリからヴェルサイユへの列車
(写真:ホリプロ)
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ヴェルサイユ宮殿の大厩舎。馬術は貴族の嗜みとされ全盛期
は2000頭以上の馬が活躍したという(写真:ホリプロ)
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バルタバスにより設立された「馬術アカデミー」。
週末を中心に劇場公演が行われる(写真:ホリプロ)
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「世界で最も豪華な宮殿」と称されるヴェルサイユ宮殿
(写真:ホリプロ)
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絢爛豪華な鏡の間。装飾はもちろん、光の反射が美しい
(写真:ホリプロ)
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広大な敷地を誇るヴェルサイユ宮殿
(写真:ホリプロ)
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ヴェルサイユ宮殿の正面に建つルイ14世の騎馬像
(写真:ホリプロ)
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ユーレイルのアプリ画面
(写真:ユーレイルGIE)
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アプリでルート検索ができる
(写真:ユーレイルGIE)
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アプリの予約画面
(写真:ユーレイルGIE)
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アプリの特典画面
(写真:ユーレイルGIE)
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