2カ月でパソコン販売6万台! 年商2000億円「大学生協」の強さのヒミツ

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 今後の課題は、食堂以外の分野でもいかに独自色を出し、競争力をつけていくかにある。たとえば、法人化によって収益事業を行うことが可能になった国立大学と組み、ワインや清酒などの商品開発に乗り出しているのはその一例だ(下写真)。

さらに和田氏は、「研究中心の大学か教育中心の大学かによって、品ぞろえにも独自色を出したい」と話す。教育中心の大学なら、公務員講座や教員試験対策講座、就職セミナーを生協独自で開催するといった、新たな取り組みも始めている。

18歳人口は、今後9年程度は120万人前後で安定するが、その後は本格的に減り始める。大学と同じ船に乗る大学生協が、生き残りのために使える時間も限られている。


(週刊東洋経済)
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