ナメた態度で「社員研修」に臨んだ社員の末路 人事にマイナス評価を下される可能性も

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とはいえ、社員の側も、研修に対する態度は考えたほうがいいでしょう。どんな内容の研修であっても、学ぶべきことは必ずあります。

会社の研修に対して斜に構えた態度をとっていると、自分自身が損をします。

社員研修における態度を見ているのは、人事や管理職だけではありません。企業の研修には、オブザーバーが出席する場合が多くあります。

オブザーバーとは、人事領域では、研修の開催責任者や事務局など、おもに研修の観察を目的として参加する人を指します。

外部企業に研修を依頼した場合は、提供会社の営業担当や開発スタッフも見ています。講師も当然、受講者の反応を気にしています。

「あの受講態度はひどかったよね」

社内外の人々からそんな発言をされてしまったら、当然、人事評価にマイナスの影響を与えます。

「評価」をプラスにするには

研修における態度を上司がわざわざ注意することはないかもしれませんが、人事は見ています。社員情報にも記載されます。上司が変わっても、人事担当者が変わっても、その情報は残り続けます。

そうしたマイナスの情報が、今後あなたの昇進のチャンスを妨げてしまう可能性があるのです。

「そんなことはわかっている」といった研修内容であっても、斜に構えず、わかっていない人に教える動きをしましょう。教えようとしてみたら、意外と理解できていない、なんてこともわかったりします。

会社の研修に意味がないと思うのなら、自ら意味のある研修を提案しましょう。学びたい知識や身に付けたいスキルを人事に伝えましょう。

あなたが管理職だったら、人材育成やメンバーの能力開発を支援する具体的なプランを提示して、あるべき研修の姿を社内で検討しましょう。

そうした「行動」は、当然「評価」にプラスに働きます。

ささいなことに思われるかもしれませんが、社員研修は意外と重要です。評価や給与を上げ、昇進するためには、さまざまな方法があるのです。

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アルファポリスビジネス編集部

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