ナメた態度で「社員研修」に臨んだ社員の末路

人事にマイナス評価を下される可能性も

しかし、人事の立場から助言させていただくと、たとえ意味がないと思った研修であっても、誠実な態度で、真摯に受講すべきです。

なぜなら、研修における態度も、「評価」の対象になっているからです。

評価や給与が上がらない人の盲点

高い業績をあげているのに、評価が上がらない。給与が上がらない。昇進できない。

こうした不満や悩みを持っている人は、自分では気がついていない意外な盲点があるものです。その代表的な盲点の1つが、「社員研修における態度」です。

社員研修を行うと、どうせ研修を受けるのなら時間を有意義に使ってきちんと学ぼうとする社員と、「こんな研修、時間の無駄だよ」「そんなことしているヒマないのに」と、あからさまに斜に構えた態度をとる社員と、大きく2つのタイプに分かれます。

とくにグループディスカッションをするような場面では、前向きに取り組んでいる社員と、そうではない社員はすぐにわかります。そして「あの人、困るよね」と人事の間で話題になります。

社員の評価は、業績だけで決まるわけではありません。ほとんどの会社では、「成果」と「行動」によって判断されます。

社員の評価を決める「評価会議」では、研修における「行動」も議題にあがります。社員研修の態度に「難あり」と判断された場合は、「行動」の評価が低くなり、たとえ「成果」の評価が高くても、総合評価が低くなります。

・研修に遅刻する
・研修中もパソコンを見ている(禁止しますが)
・スマホを持って途中で出ていく
・休憩時間が終わっても戻ってこない
・アポを理由に退出する
・そもそも来ない

こうした態度は、「あれはないよね」と管理職の間でも不評を買い、その社員の「行動」には「低評価」が下されます。

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