「年末食べまくり」も腹は凹む!運動・食事6秘訣 40代も「内臓脂肪」は落ちる!簡単なコツは?

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5つめのコツは、入浴タイムを効率的に使った「自転車こぎ体操」です。

【5】お風呂で「自転車こぎ体操」をする

シャワー派もOK!「お腹が凹む入浴法」3大秘訣」でも紹介していますが、湯船の中で「自転車こぎ体操」を行ってみましょう。入浴がちょっとしたトレーニングタイムに変わり、ダイエット効果も期待できます。

お風呂の中では、浮力とともに適度な水圧がかかるので、膝関節に過度の負担をかけずに、エネルギー消費量をアップさせることができます。下半身には全身の6~7割の筋肉が集中していますから、下肢を動かすことは「効率のいい運動」なのです。

コツは、思い切りよく、バシャバシャやること。ただし、自分のペースにあわせて無理のない範囲で行ってください。のぼせやすい人、高血圧の人は負担が大きいので行わないでください。

【6】お風呂上がりに「1杯の氷水」

お風呂上がりは汗をかいて水分が失われていますので、入浴後の水分補給をしましょう。ポイントは「氷水での補給」にすることです。

人間には体温があるため、冷たい水を飲むとその分だけ「体温を上げよう」としてエネルギーを使います。このエネルギーは体内の糖分や脂肪を燃やしてつくるので、それだけ代謝がアップします。

ただし、大量に一気飲みはしないようにしましょう。氷水を一気に飲むと、血圧が上昇したり胃腸に負担がかかったりすることがあります。飲むときは、ゆっくり少量ずつ飲むようにしましょう。

2020年は「スリムな見た目」を手に入れよう

食べすぎが続いてしまったりすると、「せっかくダイエットを頑張ったのに、これでもう台なし……」と、諦めてしまいがちですが、食べすぎが続いてしまっても、そこでアウトではありません。そこで挫折しないで、そのときからまたスタートすればいいのです。

また、今回紹介したものでも、全部やろうとしなくても、その日にできるものをチョイスするだけでも大丈夫です。

「ちょっとしたコツと工夫」で、40代以降も、「内臓脂肪」を落とし、お腹を凹ますことは十分可能です。みなさんにとって2020年が、ダイエットを成功させ、「スリムな見た目」を手に入れることで「心も体も若返った健康な1年」になるよう、私もまもなく58歳を迎える医師として、応援しています。

池谷 敏郎 医学博士/池谷医院院長

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いけたに としろう / Toshiro Iketani

1962年、東京都生まれ。医療法人社団池谷医院院長。東京医科大学医学部卒業後、同大学病院第二内科に入局。1997年、医療法人社団池谷医院理事長兼院長に就任。専門は内科、循環器科。現在も臨床現場に立つ。生活習慣病、血管・心臓などの循環器系のエキスパートとして、数々のテレビ出演、雑誌・新聞への寄稿、講演など多方面で活躍中。東京医科大学循環器内科客員講師、日本内科学会認定総合内科専門医、日本循環器学会循環器専門医。著書に『体内の「炎症」を抑えると、病気にならない!』(三笠書房)、『「血管を鍛える」と超健康になる!』『血管の名医が教える15歳若返る習慣』(ともに知的生きかた文庫)などがある。

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