今の若者が「ゴルフ」をやっていない切実な事情 実際に大学生の声をアンケートで聞いてみた

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最後に受講者にアンケートをとらせてもらった。

①ゴルフをやっている
②ゴルフをやったことはあるが、今はしていない
③ゴルフをやっていないが、やってみたい
④ゴルフに興味はない、やるつもりはない

上記のどれかを選択してもらったうえで、次の質問に自由に答えてもらった。

・その理由、きっかけ
・ゴルフを始める、続けるにあたって心配なこと、疑問
・ゴルフをする(続ける)ために業界への希望

講義の出席票の意味合いもあるが、64人のアンケートを手にした。趣旨と違う3つを除き、回答の中からゴルフ界の参考になるものを抜き出してみた。

①ゴルフをやっていると答えた人は6人。全体の1割弱だったがこのまま続けてほしい。

「授業で同じになった先輩にゴルフの沼に引きずり込まれて好きになった。金額が高いので1人では始められない。友人を誘っても来てくれず、ボウリングやカラオケのほうが手軽」(建築学科2年・女性)

「家族と一緒にラウンドすることになって始めた。ボールやクラブの高反発などが競技でもないのに使いにくいのはどうかと思う。飛ぶ方が面白い。ルール(規格)がアマチュアに響かないようにしてほしい。(フェースの)溝だって深くしてプロみたいにバックスピンがかかれば、1日ハッピーです」(建築学科4年・男性)

今はしていない学生も2割程度

②のやったことはあるが今はしていないと答えた人は14人。再開してほしい学生たちだ。

「父がゴルフが好きで練習場に行ったことがあった。ゴルフが楽しいと思ったのは高校のときに体育の授業でゴルフがあり、少しだけ上達でき、楽しいスポーツだと思った」(映像学科3年・女性)

「ビジネスでゴルフをすることになったときにスマートにこなしたいと思い、体育でゴルフを受講した。夏は暑すぎて耐えられないがインドアがあることを知った。調べて行ってみたい」(油絵学科3年・女性)

「マナーやモラルが他のスポーツに比べて厳しそうなイメージがあって近寄りがたい」(工芸工業デザイン学科3年・女性)

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