あおり運転にお灸据える「最新ドラレコ」の威力 2020年「ドライブレコーダー」トレンド予測

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ドラレコは大きく「1カメラ型」「2カメラ型」「360度カメラ型」の3タイプに分類される。

「1カメラ型」は、1台のカメラで前方のみを捉えられるタイプで、ドラレコの基本形と言ってもいいものだ。電源をシガーライターソケットから取ることを前提にすれば誰でも簡単に取り付けられ、価格も安いので最も広く普及しているタイプでもある。

「360度型」のドラレコ「コムテック HDR360G」で撮影した映像(筆者提供)

もう1つが「360度型」で、これ1台で前方から両サイド、それに車内までカメラの周囲360度にわたって撮影できる。しかし、後方の撮影には適さず、最近はリア用カメラを追加装備するドラレコも登場している。

「2カメラ型」は「1カメラ型」の本体に加え、リア用あるいは車内用カメラを組み合わせるもので、価格は少し高くなるものの、後方からのあおり運転が監視できるとして今最も人気を集めているタイプだ。ただ、リア用カメラを取り付けるには配線を引き回す手間がかかり、その分だけ取り付け工賃は高くなる。

主流は「2カメラ型」に

ほかにカーナビと連携するタイプもある。映像はドラレコ本体に記録するが、カーナビの大きな画面で内容を確認できるのが最大のメリットで、自動車メーカーの純正ドラレコにはこのタイプが多い。また、最近はWi-Fi機能を使って映像をスマホなどに飛ばす機能を備える機種も増えてきている。

では、今後ドラレコはどんな機種に人気が集まっていくのだろうか。まず言えるのが、「2カメラ型」への人気は一層高まっていく、ということ。

その理由はやはり、あおり運転対策に尽きる。これだけあおり運転にまつわる事件が報道され、取り締まりも強化されるようになると、否応なしに一般ドライバーの危機意識は高まる。あおり運転の大半は後方からの動きであることから、リアカメラを組み合わせた「2カメラ型」への関心が高くなるのもうなずける話だ。

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