競馬初心者がプロに勝つための「4つの方法」

10回に1回当てるだけでもいいかもしれない

日々馬券を買い続けている、あるいは生活が懸かっているプレイヤーはそうは行かず、不的中が死活問題になる。失敗が許されない立場と、失敗しても楽しんだ分と割り切れる立場ならば、明らかに後者の方が精神的に優位に立てる。競馬が本業ではない強味は、思いのほか大きいのだ。

(4) 券種選びと馬券の買い方を真剣に考える

4つめ、最後は少しテクニカルな話をしたい。これまでは素人でもプロと同じフィールドで戦っても勝てるという現実をお話ししてきたが、最低限押さえておくべき重要な事柄がひとつだけある。それは、券種選びと馬券の買い方である。

現代の競馬には様々な券種や買い方がある。1頭だけを指名する単勝複勝に加えて、馬連ワイド、さらに3連単まで多くの券種が存在し、買い方も流しやボックス、フォーメーションと多様だ。したがって、どの馬を買うかという予想をしたあとに、どのように買うか、を考え選択することが非常に重要になる。

予想と馬券の買い方、両者は料理に例えることが可能だ。予想は素材、買い方は調理方法だ。つまり、せっかく良い予想、素材を用意できても、調理方法次第では台無しになるし、逆に言えばさらに美味しくもできるのである。

予算が1000円と1万円では買い方が異なる

具体例をあげよう。例えば、予算が1000円しかないのに3着まで順番通りに当てる3連単を買い続けるとしたら、それは夢があるというよりも無謀と言わざるを得ない。1000円程度の予算ならば、3連複、あるいは馬連やワイドといった券種がより現実的になる。

逆に予算が1万円あるのに、複勝を買うようではあまりにもったいない。確かに複勝は当たりやすい券種でもあるが、大きく配当が膨らむ期待はできない。3連複や3連単といった券種で、より大きなリターンを狙いに行くべきだろう。

以上の4点が、初心者でも競馬で勝てる心構えと方法である。なお、競馬においては特定の関係者だけが知り得るような、馬券で勝てる方法や必勝法は存在しない。むしろ馬のことを知れば知るほど、本来重要な客観的な判断ができなくなるリスクをはらんでいる。

競馬のプロは、予想をする上での考え方を提供することや、データ等の分析をする意味では有用だが、馬券の成績に関していえば想像するほど大したことはないケースも多い。プロ側にいる私が言うのだから、これは真実だ。実際、私のメールマガジンを読んでいる読者の中で、勝っている人ほど一般のビジネスパーソンや公務員だったりする。普通の人がプロに勝てる、それが馬券の世界なのだ。

今週末のジャパンカップから、年末の有馬記念・ホープフルSまで毎週G1が開催される。是非以上のことを頭に入れて、競馬を楽しんでほしい。なお、予想についてもし悩むことがあれば、「迷ったら外国人騎手を買う」「迷ったら内枠を重視する」という2点を踏まえておくと、より的中に近づけるはずだ。

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