朝礼専門誌が伝授「スピーチネタ考案」4の秘技 朝礼一筋36年「月刊朝礼」編集部直伝のネタ元

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4、「裏方」の話が興味を持たれやすい

普段、スポーツや芸能界の話題に興味がある方なら、その裏方について調べて話してみるのもいいでしょう。華やかな業界には必ず裏方がいますが、あまり仕事内容を知らないことも多いため、興味を持たれやすいものです。

例えば、舞台の音響や照明のこだわりでもいいですし、旅館やホテルの掃除について話してもいいでしょう。

裏方の話をするメリットは「すべての仕事は多くの人の働きで成り立っている」「自分の役割を果たすことの大切さ」などのメッセージを込めやすいことです。

有名人の話よりも、有名人の恩師の話がお勧め

同様に、著名人の両親や恩師を話題に出すのもお勧めです。有名人ご本人のエピソードや名言を取り上げるスピーチは多いと思いますが、両親や恩師の話は少し新鮮な気持ちで聞いてもらえます。

『月刊朝礼』編集部『月刊朝礼が本気で考えた朝礼ネタ』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

そもそも、どんなにすごい人でも1人では成長できないもの。偉人を育てた人の話にこそ学べる要素がたくさんあるのです。スポーツ選手や芸術家、文化人、歴史上の有名人などについて調べてみると思っているよりたくさんの成長秘話が出てくることでしょう。

もう少しビジネス向けの話をしたいという方は、パイオニアの話をしてはいかがでしょうか。何事にも先駆者がいて、それが多くのビジネスにつながっています。「日本で初めてラーメンを食べた人は、徳川光圀公だといわれていますが、最近では新説が出ていて……」といった話もよいでしょう。

まずは「日本で初めてコーヒーを飲んだ人」など身近なものについて調べてみてください。面白い話にたどり着くものが案外たくさんあることに気づくはずです。

『月刊朝礼』編集部
「げっかんちょうれい」へんしゅうぶ

2019年に創刊35年を迎えた、朝礼専門誌『月刊朝礼』の編集部。コミニケ出版(大阪市北区)が発行する『月刊朝礼』は、1日1話ずつ年間365日分の朝礼ネタを掲載している。北海道から沖縄まで全国の企業で、朝礼で使うコミュニケーションツールとして活用されているほか、教育者やお寺の住職などにも愛読者が多い。全国のテレビ番組にも多数出演。

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