ラスベガスのカジノ王が「大阪」にこだわるわけ IR世界大手がぶち上げた最大1兆円投資計画
横浜もIRホスト都市として有望だが…
ーー競合のラスベガス・サンズが横浜にシフトする中で、MGMは大阪でのIR誘致にこだわり続けています。
私は日本中を旅する機会に恵まれ、これまで27の都道府県に足を運んできた。その中でも大阪を中心とする関西には京都や奈良といった歴史的に重要な場所があり、高野山はスピリチュアルで、神戸はスマートシティとして優れている。非常に多様性に富んだ地域だ。
さらに3つの空港(関西国際、伊丹、神戸)を持ち、鉄道網が発達していて海からも非常にアクセスしやすい。大阪はIRのホスト都市としてすばらしく、エキサイティングなIRができる。
横浜もIRのホスト都市として非常に有望だ。また、北海道も地域色を生かしたリゾートとして可能性がある。しかし、大阪は日本で最もIRを明確に支持にしており、実現できるという雰囲気を感じさせる。私たちが大阪にオフィスを構えた際も、とても暖かく迎えてくれた。
2025年の大阪万博とともに、IRによってさらなる経済発展をしていく意思が大阪にあるのなら、MGMもぜひ大阪と一緒にそれを実現していきたい。
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