プロテイン活用が「下手な人」「上手な人」の大差 実は運動後より運動前に摂るほうが効果的
【セオリーその3】牛乳や豆乳よりも、水で溶いて飲むのがベター
「プロテインパウダーを摂取する際に牛乳で溶いて飲むという人が多いようです。しかし、これは個人的にはあまりオススメしません。なぜなら、牛乳が消化吸収の邪魔をしてしまうからです。消化吸収の邪魔にならないよう、僕は水で溶いて飲むことをオススメしています。
無味のプロテインパウダーなら、意外なところではオレンジジュースのように糖分を含む飲料との組み合わせもアリ。糖分によって、たんぱく質の吸収効率が高まるんです。もちろん味の好みもありますから、自分に合った組み合わせを選ぶと良いでしょう」
通常の食事の質も落とさないように
【セオリーその4〕運動後よりも、実は運動前に摂るほうが効果的
「ジムトレーニングやランニングなど、強めの運動を行う場合には、プラスアルファのたんぱく質補給が必要になります。そのため、運動後にプロテインパウダーを摂取している人も多いはず。一般的にもそれが推奨されていますが、僕はむしろ運動前の摂取をオススメしています。
プロテインパウダーは、摂取後1時間ほどで吸収が始まるからです。つまり、運動後もしくは運動中に、たんぱく質から生まれるアミノ酸が体内に供給されるわけですね。こちらのほうが、より合理的といえるのではないでしょうか」
これらのセオリーを実践するうえで大前提となるのは「プロテインパウダーはあくまでも補助食品であること」と、山本氏。プロテインパウダー摂取にばかり夢中になり、通常の食事の質を忘れてしまえば、ほかの栄養素が不足し本末転倒な結果になってしまうという。大人の男性として、プロテインパウダーに対しても理性的に向き合いたいところだ。
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