また世界では、飢えに苦しむ子が1億5000万人以上いるそうです。その親の悲しみを想像すると、大抵の悩みや苦しみは意志の力で乗り越えられるというのが私の考え方です。
事例が遠すぎるようでしたら、似たような状況でさらにひどい実例が私の周りにあります。幼子3人を残し、子どもの家庭教師と駆け落ちした母親との比較はどうですか。私は残された子どもたちのその後の苦労を見てきましたが、文字どおり、筆舌に尽くしがたいものでした。
あなたの妻は出て行かず、居直らず過ちを反省し、子どもたちも健康です。
その気になれば、あなたが望む幸福な家庭は手の届くところにあることに気づいてください。
枯れ枝にかまけず、大木を育てよう
若い木が大木に育つまでには、枝が枯れることもあります。ですが問題はその枯れ枝を嘆いて大木の育成を諦めるか、枯れ枝を切り落として引き続き、大木を育てることに邁進するかです。
つまり誰の人生にも(これからのあなたの家族全員にも)、失敗や挫折は避けられません。
問題は、避けられないそれらの失敗にいつまでもこだわって、さらに失敗を大きくするか、克服して前進するかです。
過去の失敗や挫折を他人のせいにして、平気で自分の現在の不遇を正当化する人が、あなたの周囲にいませんか? それに引き換え、挫折や失敗を克服した人の体験談は、いつも多くの人に感動と勇気を与え、尊敬を集めています。
そしてこのような人に限って、「人生に起こることで無駄なことは1つもなかった。あの経験が、自分を育ててくれた」と、その苦労の時代に感謝しています。
大変おつらい思いをされているのはよくわかりますが、あなたが家庭を再構築したいという願いとその方法を尋ねておられるので、その決意をサポートするための言葉を送らせていただきました。妻の過ちを取り返しのつかないものにするか、教訓にするかはあなたにかかっているのです。
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