新型「N-WGN」実際に買うならどのグレードか 競合車種が多い中での差別化ポイントは?

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新型N-WGN Custom(編集部撮影)

一方、アップダウンが多い地域にお住まいの方や、高速道路での移動、多人数乗車が多いユーザーはやはりターボをオススメしたいところ。やはり動力性能に余裕があるというのは、すべてにおいて余裕が生まれてくるものだ。なお、LとL・ターボの価格差は標準車で15万円、カスタムでは7万円となっている。

実際に買うなら標準車のL・ターボ

もし、個人的にN-WGNを購入するのであれば、標準車のL・ターボをチョイスしたいところ。NAとターボを乗り比べてしまうと、やはり動力性能的に上回るターボのよさを実感してしまう。

N-WGN Customの後ろ姿(編集部撮影)

カスタムを選ばなかった理由としては15万円の価格差というものもあるが、カスタムのL・ターボのみN-WGNシリーズで唯一となる15インチアルミホイールを装着しており、ルックス的にはアリなのだが、どうも足元がバタバタする感覚が拭えなかったのだ。

また、カスタムのターボモデルだとシートがプライムスムース&トリコットのコンビシートとなり、質感としては高くなるのだが、異なる素材の表皮を組み合わせているからなのか、標準車のジャージー表皮に比べて硬さを感じてしまった。座り心地に関しても好みがあると思うが、個人的には標準車のシート全体で包み込むような座り心地が好ましかったため、結果的に標準車をチョイスする形となったのである。

この辺りは個々の好みによる部分でもあるので、購入を検討されているユーザーにおいては実際にディーラーに足を運んで乗り比べてみることをオススメしたい。クルマそのものの仕上がり具合は非常にレベルが高く、もはや下手なコンパクトカーは完全に凌駕したといってもいいほどなので、自分好みの仕様さえ見つけてしまえば購入して後悔することはないハズだ。

小鮒 康一 フリー(ライ)ター

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こぶな こういち / Kouichi Kobuna

1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とするが、実は現行車へのチェックも欠かさない。また、中古車販売店に勤務していた経験も活かし、中古車系の媒体でも活動中。できればどこへでもクルマで行きたいタイプで、電車移動は苦手な部類。通称「フナタン」。

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