一方、アップダウンが多い地域にお住まいの方や、高速道路での移動、多人数乗車が多いユーザーはやはりターボをオススメしたいところ。やはり動力性能に余裕があるというのは、すべてにおいて余裕が生まれてくるものだ。なお、LとL・ターボの価格差は標準車で15万円、カスタムでは7万円となっている。
実際に買うなら標準車のL・ターボ
もし、個人的にN-WGNを購入するのであれば、標準車のL・ターボをチョイスしたいところ。NAとターボを乗り比べてしまうと、やはり動力性能的に上回るターボのよさを実感してしまう。
カスタムを選ばなかった理由としては15万円の価格差というものもあるが、カスタムのL・ターボのみN-WGNシリーズで唯一となる15インチアルミホイールを装着しており、ルックス的にはアリなのだが、どうも足元がバタバタする感覚が拭えなかったのだ。
また、カスタムのターボモデルだとシートがプライムスムース&トリコットのコンビシートとなり、質感としては高くなるのだが、異なる素材の表皮を組み合わせているからなのか、標準車のジャージー表皮に比べて硬さを感じてしまった。座り心地に関しても好みがあると思うが、個人的には標準車のシート全体で包み込むような座り心地が好ましかったため、結果的に標準車をチョイスする形となったのである。
この辺りは個々の好みによる部分でもあるので、購入を検討されているユーザーにおいては実際にディーラーに足を運んで乗り比べてみることをオススメしたい。クルマそのものの仕上がり具合は非常にレベルが高く、もはや下手なコンパクトカーは完全に凌駕したといってもいいほどなので、自分好みの仕様さえ見つけてしまえば購入して後悔することはないハズだ。
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