部下の褒め方「下手な上司」「上手な上司」の大差 新人ならどんな小さな実績も褒めてやるべき

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部下を褒めるときは、プロセス重視タイプか結果重視タイプかで褒め方を変えるのが効果的のようです(写真:JIRI/PIXTA)  
主にビジネス書作家のデビューを支援するフリーの出版プロデューサーである亀谷敏朗氏による連載「伝わる文章術」。エンターテインメントコンテンツのポータルサイト「アルファポリス」とのコラボにより一部をお届けする。

褒め方は「タイプ」によって変わる

日常的にモバイルでメールをやりとりするのが当たり前の今日、部下から商談の成功や製品の完成報告をメールで受けることもあります。

その返信もメールで送ることになるわけですが、一律に「おめでとう」というだけでは、やや物足りません。もうひとつ部下の心に響く言葉を送りたいものです。

アルファポリスビジネス(運営:アルファポリス)の提供記事です

ところが相手の心に響く言葉とは、時と場合、それに人によって違いがあるからです。A君には響いた言葉が、B君には反発されるということがあります。

今回は、人のタイプによる言葉の響き方の違いについて見ていきます。

一般に、女性はプロセスの努力を認めてもらうことを望み、男性は結果を認めてもらいたいと思っていると言われます。詳しく聞いてみると、女性でも必ずしも努力を認めてもらうことを望むとは限らないし、男性も結果ばかりではないようです。

それは男性的女性、女性的男性の存在が心の中にあるからだそうですが、いずれにしても人はプロセスの努力を重視するタイプと、結果を重視するタイプに分かれます。

結果重視のタイプの部下に、プロセスの努力を称賛するメールを送っても、相手に響くメールにはなりません。他方、プロセスの努力を優先するタイプに結果を褒めてもあまり喜んでもらえない、ということになります。

相手に応じた褒め方、賞賛の仕方は、メールに限らずコミュニケーションの基本でもあります。

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