インスタに振り回されるしょーもない大人の愚

子ども記者たちが大人の悩みを斬る!

かめおか子ども新聞の子ども記者たち。後列左から、柴田要くん、小林眞尋くん、竹内博士編集長、谷村穗果さん、俣野淳至くん、今村孔祐くん。前列、竹内虹七さん(京都・亀岡市の農産物直売所「なごみの里 あさひ」にて)(撮影:今井康一)
子どもが書いて大人が読むユニークな新聞。大人の悩みを子ども記者が解決するコーナーが人気だ。回答は忖度(そんたく)いっさいなし。バッサリ斬り捨てる一方、お坊さん風悟りの言葉も。子どもたちが発する何気ない一言を逃さずメモし、本書で披露した編集長。絶妙なイラストとせりふで破壊力をアップさせたイラストレーター氏。掛け算でイイ味を出した1冊。『はい! こちら子ども記者相談室デス!』に登場するかめおか子ども新聞の記者たちに話を聞いた。

大人は意外にくだらないことで悩んでいる

──大人の悩みを聞いた感想は?

こんなの言ったらアレかもしれないけど、意外にくだらないことで悩んでるなと。大人が暗いと子どもは大人になるのが嫌になる。もっと元気で明るく生きてほしい。ややこしく考えすぎてると思う。

例えば、「ピアノを習ってる子どもが家で全然練習しない」ってお悩みがありました。大人と子ども、同じ人間のはずやのに、考え方が違うんやなと思った。子どもはみんな、「好き=練習」やない。僕らは楽しいから弾いてるだけ。嫌いになったらどっちみちやめるし。

──回答するのは簡単でしたか。

「子どもは何でゲームばっかりして外で遊ばへんの?」って質問。何て言ったらいいかな、大人が偉そうに威張るのも違うんじゃないかな。僕らだっていろんな場所を探検したいけど、最近は子どもが狙われる事件が多くて、危険やから外で遊ぶなって学校でも注意される。そんなに外で遊ばせたいんやったら、責任持って安全な世の中にしてほしい。僕らが外で遊べないのは大人に原因があるわけやし。この前も大阪で警察官から拳銃盗んで逃走したりとか。「外で遊べ」言うくらいなら、遊ばせられるよう頑張ってください。

──大人は矛盾してるかも。

「廊下走るな」って言ってる先生が廊下バリバリ走ってる。

学校で「おまえら寝るなよ」って子どもに言うくせに、市議会でも国会でも大人はよく寝てはる。でも誰も何も言わないじゃないですか。1回寝たらナイフ飛び出てくるとか、それくらいはやらんとね。

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