縮むPC市場、台湾エイサーの「苦悩」 決算は予想以上の赤字、幹部報酬も30%カットへ

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1月17日、台湾のエイサーが発表した第4・四半期決算は純損益が76億台湾ドルの赤字となった。写真は台北で2012年10月撮影(2014年 ロイター/Yi-ting Chung)

[台北 17日 ロイター] -台湾パソコン大手の宏碁(エイサー)<2353.TW>が発表した第4・四半期決算は純損益が76億台湾ドル(2億5400万ドル)の赤字となった。

トムソンロイターIBESによる市場予想は36億9000万台湾ドルの赤字だった。第3・四半期は131億2000万台湾ドル、前年同期は33億7000万台湾ドルの赤字だった。

パソコン(PC)の販売不振が続く中、予想以上の赤字となったことを受け、幹部の報酬を30%削減する方針を明らかにした。

イヴァ・ホー最高財務責任者(CFO)は記者団に対し、今後も課題に直面することが想定されるものの、赤字は縮小する見通しとした。

エイサーはこれまでに、7%の人員削減を含む一連のコスト削減策を発表しているが、同CFOはこの日、追加人員削減の可能性を排除しなかった。

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