専業主婦「徳永有美」がテレビに戻り見えた役割

「戦う=頑張って立ち向かって生きていく」

前編に引き続き、テレビ朝日「報道ステーション」のキャスターとして活躍されている徳永有美さんにお話をうかがった(撮影:山内信也)
かつて古舘伊知郎の「報道ステーション」でスポーツコーナーを担当するなど、テレビ朝日アナウンサーとして幅広く活躍した徳永有美、現在43歳。「徳永有美が専業主婦を経て報ステで得た居場所」(2019年6月13日配信)に続く対談後編では、「後悔のない人生なんてない。だから腹を決めて、その時その時にすべてを注いできた結果が今なのかもしれない」との、人生の足し算も引き算も経た徳永の人生観が語られた。(敬称略)

番組ディレクターたちの熱い思いに教えられる

河崎:「けやきヒルズ」(AbemaTV)の時代はお昼の放送ですから、子育てとの両立は比較的可能な時間帯ですね

徳永:「けやきヒルズ」のスタッフは、それこそママさんが多くて。

河崎:そうなのですね。今の番組(テレビ朝日系「報道ステーション」)はそれと打って変わって、ほぼ半日違っていますよね。

徳永:そうなんです。でも今の「報道ステーション」のスタッフでもママがいるんですよ。もう私、本当に頭の下がる思いで。自分の命だけでなく、子どもの命もかけて戦っているんです。その話を聞いたときに「そうか、彼女はそんな思いをしながら、外には一切見せることなく、こんなに根性出して仕事をしていたのか」と涙が出そうになって。

この連載一覧はこちら

なので誰が特別に苦労しているとかツラいとかないと思います。誰もが自分がいま置かれた立場でベストを尽くしてやっていくしかないですからね。みんなの頑張っている姿を感じると、身が引き締まるというか、まだまだ自分は甘いなと思いました。

河崎:みなさんそれぞれの背景はありながら、地上波キー局の看板ニュース番組を作っている。その「顔」となる立場として、こういうニュースを読んでいきたい、こういう人たちに伝えたいなどの気概や思いなどはありますか。

次ページディレクターの思いをみんなで伝える仕事
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ゴルフとおカネの切っても切れない関係
  • 「お金で損しない」森永康平のマネーリテラシー講座
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • iPhoneの裏技
トレンドライブラリーAD
人気の動画
地方スーパーが撃沈「コスモス薬品」の破壊力
地方スーパーが撃沈「コスモス薬品」の破壊力
年を取っても記憶力がいい人と低下する人の差
年を取っても記憶力がいい人と低下する人の差
日本人が知らない「ビタミンD」不足の怖さ
日本人が知らない「ビタミンD」不足の怖さ
「上司の品格」を疑われる、やってはいけない7つの質問
「上司の品格」を疑われる、やってはいけない7つの質問
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
12のスキルを完全レクチャ<br>ー! 無敵の話し方

ビジネスシーンで大きな武器になる「話し方」。スピーチや交渉、会議など12のスキルを徹底解説します。『世界最高の話し方』著者による共感力スピーチの極意、TED流のノウハウが2時間で身に付くプレゼン術、自民党総裁選候補者のスピーチ診断も掲載。

東洋経済education×ICT