番組ディレクターたちの熱い思いに教えられる
河崎:「けやきヒルズ」(AbemaTV)の時代はお昼の放送ですから、子育てとの両立は比較的可能な時間帯ですね
徳永:「けやきヒルズ」のスタッフは、それこそママさんが多くて。
河崎:そうなのですね。今の番組(テレビ朝日系「報道ステーション」)はそれと打って変わって、ほぼ半日違っていますよね。
徳永:そうなんです。でも今の「報道ステーション」のスタッフでもママがいるんですよ。もう私、本当に頭の下がる思いで。自分の命だけでなく、子どもの命もかけて戦っているんです。その話を聞いたときに「そうか、彼女はそんな思いをしながら、外には一切見せることなく、こんなに根性出して仕事をしていたのか」と涙が出そうになって。
なので誰が特別に苦労しているとかツラいとかないと思います。誰もが自分がいま置かれた立場でベストを尽くしてやっていくしかないですからね。みんなの頑張っている姿を感じると、身が引き締まるというか、まだまだ自分は甘いなと思いました。
河崎:みなさんそれぞれの背景はありながら、地上波キー局の看板ニュース番組を作っている。その「顔」となる立場として、こういうニュースを読んでいきたい、こういう人たちに伝えたいなどの気概や思いなどはありますか。
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