イケアがロボット家具開発、日本と香港へ投入

ボタン1つで間仕切り移動、狭い部屋で有効

 スウェーデン家具大手のイケアは4日、小さな居住空間をより効率的に利用するため、ボタンを押すだけで動く「ロボット家具」を発表した。商用サービスは2020年以降を予定しており、まずは人口密度の高い香港と日本で開始するという。写真は同社のロゴ、5月22日にメキシコ市で撮影(2019年 ロイター/Edgard Garrido)

[エルムフルト(スウェーデン) 4日 ロイター] - スウェーデン家具大手のイケアは4日、小さな居住空間をより効率的に利用するため、ボタンを押すだけで動く「ロボット家具」を発表した。商用サービスは2020年以降を予定しており、まずは人口密度の高い香港と日本で開始するという。

イケアが米国の新興企業Oriと開発したのは、ボタンで動かせる間仕切り。これを移動させることで、ベッドやウォークインクローゼット、ソファのスペースを広くしたり、別の作業スペースを広げたりすることができる。

開発担当者は「ロボット工学を使えば、非常に狭い部屋に住んでいる人のために空間を変えることができる。ニーズがあるのに、技術を使わない理由はない」と述べた。Oriとは2年間、タッチパッドで操作する家具の開発に取り組んできたという。

Oriはすでに米国で、形を変える家具を販売しており、IKEAの低価格戦略とグローバルな事業展開を通じて幅広い顧客基盤を狙っている。

Oriのラレア最高経営責任者(CEO)はロイターに対し「新世代の家具を考える必要がある。すごい能力を備えた家具と呼べるだろう」と語った。

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