──再成長へ向けた具体的な道筋はあるのか。
社長として、具体的な新規事業を作ることはもちろん大事なことだ。ヘルスケアやロボティクスといった五つの領域がそう。マキタやデンソーといった資本提携先ともチームを作り、議論を進めている。
ただ、ここ10年間で伸びる事業を作るだけではダメ。自由な考えを引き出し、永遠とは言わないが少なくとも次の100年続くような礎を作るのが社長の仕事だ。
「シャープは液晶の一本足打法や」といわれてきた。これはそのとおりで反省しないといけない。もしここで、いきなり液晶と全部入れ替わるような事業を狙ったら、同じことになってしまう。巨大な市場は参入企業も多く、あっという間にレッドオーシャン(激しい競争市場)になる。
この記事は有料会員限定です
残り 851文字
