ひろゆきさん語る「自分ルールで生きればいい」 ストレスで潰れる前に諦めていい3つのこと
最近だと、海外のリゾートホテルを転々としながら仕事をしている「リゾートワーカー」って人たちがいるらしいですけど、その気になれば、海外で仕事をしたっていいわけです。もちろん海外で仕事をしたり、海外の仕事を受けたりするなら英語は必須ですが、技術情報やOSS活動ってほぼ英語じゃないですか。英会話は無理でも、最近はそこそこ使える翻訳ツールがありますから、英文メールなら何とかなる人も多いと思います。
もはや、一つの会社にしがみつかなきゃいけない理由も、絶対に日本にいなきゃならない理由も無いんです。ストレスの種になっている職場環境や上司、取引先の人たちが変わることはそうそうないと諦めて、自分から外に出て行ってしまいましょう。
他人のルールから降りちゃえば?
そして、人間関係のストレスから解放されたいなら、他人のつくったルールに無理に乗っかって生きることも諦めましょう。「自分のルール」に従って生きればいいんです。
ルールといっても、そんなに大袈裟なものじゃなくて大丈夫です。例えば、「ソーシャルゲームをやっても絶対にガチャは回さない」とか「重要な打ち合わせより、自分の睡眠時間を優先する」といったレベルの決めごとです。
仮に、自分のルールを守ることでチャンスや信用が失われたとしても、自分が決めたルールに従ったなら潔く諦められますし、自分と価値観が合わない人はどんどん離れていくので、自然と嫌な人から逃れられます。
最悪なのは、会社や仕事で溜めたストレスを解消するために、たくさんお金を使うことじゃないですか? だって、仕事で受けたストレスを解消するために、嫌な職場でもっと働かなきゃいけないなんて悪夢でしかありません。本末転倒も甚だしいと思いますね。
ここまで言ったことは、既にある程度の技術力があって、向上心もあるエンジニアを前提にした話です。もし技術力も人並み以下で、さしてエンジニアの仕事に未練がないのであれば、思い切って別の仕事を探してキャリアチェンジする方が、ストレスが減って幸福度も上がるかもしれない。
いずれにしても、人目を気にして生きなきゃいけないことなんてありませんし、他人の敷いたレールより、自分が敷いたレールの上を走る方が遥かに気持ちいいのは間違いありません。
改めて言いますが、ストレスまみれで身動きが取れなくなっている人は、まずは“諦める”ところから始めてみてはどうでしょう? その先に、自分らしい道を進めるようになるはずです。
取材・文/武田敏則(グレタケ) 撮影/赤松洋太
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