「要するに」「簡潔に」を使う人に欠けている視点

それでは相手にちゃんと伝わっていない

だから私はビジネスパーソンに「数会話」を提唱しています。文字どおり、数字で会話すること。グローバル時代のビジネスパーソンは、「英会話」と「数会話」。世界中で同じように伝わる言語を使わないなんて、もったいない。

そこでここからは明日から誰でも使える「数会話」のフレーズをご紹介。本当にこのまま使うだけで効果を実感できます。ぜひやってみてください。

「数字を入れた伝え方」5選

「いま忙しいから、1分で説明してくれ」

「ちょっと」や「簡潔に」では、相手は簡潔に説明してくれません。世界中どこでも1分は1分です。数会話の基本としてぜひ使いたいところ。でもだからといって1分きっかりで相手の話を止めないこと。現実の世界では、ストップウォッチのような人は嫌われます。

「コンセプトが1行で表現できない企画は出すな」

「要するに……」が要約されていない説明を聞かされる。あるいは「要するになんなの?」と冷たいツッコミをもらう。あなたの周囲でもよくあることでしょう。ちなみにYahoo!ニューストピックスの見出しは13.5文字と言われています。そういう数字で伝えるのもアリですね。

「説明は15歳でもわかるように。資料は85歳でも読めるように」

年齢という数字から人間が連想するものは共通しています。例えばこのほかにも「18歳で結婚するようなもの」「90歳でフルマラソン完走するようなもの」……。年齢という数字をうまく使うと、「わかりやすい」は作れます。「わかりやすく説明してくれ」という指示そのものがわかりにくいことを認識しましょう。

「偏差値で言えば45ですかね。まだまだ伸び代がある」

偏差値という数字で連想するものも共通しています。45なら平均よりちょっと悪い。50なら普通。70なら極めて優秀。活用事例として、例えば私は研修のクライアントから「参加者の質」について質問されたときなどにこのような表現をします。一般(平均)よりもちょっと劣ることが一瞬で伝わります。

次ページ「数会話」のメリットは伝わることだけではない
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