「ハマの番長」三浦大輔が語った横浜優勝の悲願 ベイスターズの投手コーチに今季から就任

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――三浦コーチの指導で今年はベイスターズから10勝投手が3人、4人と出てくると嬉しいですね。

今のピッチャー陣には、ある程度一軍で活躍できそうな選手も多いので、自分の殻を破ってもう1段階上のレベルに到達してほしい選手もいますね。

筆者のインタビューに応じた三浦コーチ(撮影:尾形文繁)

今シーズン勝っていくためには、10勝投手が何人も出てきてエース候補が出てこないといけない。

ライバル意識を持って投手陣が切磋琢磨して、抜け出せる選手が出てきてほしいですね。

どうしたらいい結果を出せるかというのは技術だけでなくメンタルの部分も重要。自分が、キャンプのときから口を酸っぱくして言い続けていることは「攻めていけ」と。マウンドに上がって、打者と対峙したときに攻める気持ちで直球と変化球もどんどん投げてくれと言っています。

その気迫があれば、守っている野手も背中でわかるよと。これは今シーズン、口を酸っぱくして言い続けていきたいと思っていますね。

やっぱり気持ちが大事です

――私もキャッチャーの経験があるからわかりますが、気持ちの部分での指導というのも投手に対しては非常に大事ですね。

チームが攻めこまれているときに弱気になって結果オーライで投げていても成長しない。ピッチャーだから、投げて点をとられて負けることもあるけれども、攻める投げっぷりを見せて心が折られないように、折れないようにという気持ちが大事ですね。

自分が25年やれたのはそういうところで、やっぱり気持ちは大事です。最終的に気持ちが切れたら終わりなので。

「魂込めたボール」という言葉がありますよね。145kmのストレートを同じスピードでも打たれたらどうしようと思って投げる球と、打てるもんなら打ってみろと投げる球は全然違う。そういう精神的なところも重要ですね。

投球練習中にバッターボックスに入る三浦コーチ(撮影:尾形文繁)
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