人前で緊張する人が「最初の3分」にすべきこと 冒頭での「自己紹介・時事ネタ」は逆効果
あらためて「緊張して話せない」という人にお聞きします。
あなたは、自分のプレゼンを録画していますか?
こう言うと、多くの人がこうおっしゃいます。
「でも、自分の録画を見るなんて恥ずかしい」
ちょっと待ってください。
あなたは、その「恥ずかしい姿」をお客さんに見せているんですよ?
自分が客観的に見えていないことも大きな原因
今はスマホで、誰でも簡単に動画撮影できます。それなのに、「緊張する、どうしよう」と言いながら、スマホで録画するくらいの努力もしないのは、あまい!
言葉は強いかもしれませんが、そうとしか言いようがありません。
録画すると必ずわかることがあります。それは自分のありのままの姿です。自分の事実がそのまま見えてきます。
緊張して話せないのは、自分が客観的に見えていないことも大きな原因。それは録画して、自分のプレゼンがどうなのかを見たことがないからです。その人のプレゼンを見れば、「この人、自分のプレゼンを見たことがないんだろうなあ」とすぐにわかります。
ではどうすればいいか? とっても簡単です。 たった2回、録画して見るだけです。本番で緊張して死にそうになるくらいだったら、録画して見る努力は、まったく取るに足りません。目的は、自分がどうなっているか知ることです。
1 スマホを用意する
2 家でプレゼンのリハーサルをして、スマホで録画。自分で見る。(冒頭3分間でOK)
3 そして本番でも録画して、あとで見る。
・ いつまで声や手足が震えていますか? 震えが治まるのはどんなときですか?
・ 震えが治まったり、少なくなるのは、開始から何分後ですか?
・ 実は「意外に緊張しているようには見えない」ということに気づきませんか?
・ 自分では気になっているのに、録画では違う点は、何でしたか?
自分では気になることであっても、他人は意外と気にしていないものです。私の知り合いの女性が、「せっかく髪の毛を切ったのに夫が気づかない」とがっかりしていました。身近な家族でも細かい違いはそれほど気にしていないものです。あなたも、どれくらい他人のことを気にしていますか? そのレベルと同じくらいだと思いましょう。
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