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スバル、最上級モデル「S209」日本投入はあるか 平川良夫STI社長への独占インタビュー・後編

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3月10日のイベントで、メインステージでのGTドライバーらのトークショーに聞き入るSUBARU/STIファン(筆者撮影)

――ほかにも意識していることはありますか。

日本と海外のお客様が、SUBARUとSTIを介して、(日常生活における)感動をシェアしていただきたい。近年、シェアリングというと時間軸での経済効率が優先する傾向が強い印象があります。(例えばSTIならば)500万円の新車を5人のオーナーでシェアする、といったイメージです。

これに対して、SUBARUが考えるシェアとは、自分たちの期待を超える感動をシェアすること。SNSなどの手段を通じて感動という情報をシェアしていただきたい。新たなる価値観の未来に向けた、SUBARUとSTIとしての強い意志を、これから初めてSUBARUに触れるかもしれない人にも提供したいのです。

シャワー効果を期待している

――次に、価格設定についてお聞きします。Sシリーズは、S208が710万円など、SUBARUブランドとしてはかなり高額の印象があります。一方で、今回お借りしたWRX STI TYPE RA-Rは462万8000円と、欧米のスポーツモデルなどと比べて、パフォーマンス的にも割安感があります。

SUBARUブランドとしては、(機能性、走破性などの面で)リーズナブルな価格領域での提供を心がけています。STIについても、SUBARUのリーズナブルさをお客様に強く感じてもらうことを重視しています。

S4とレヴォーグのSTIスポーツ(筆者撮影)

また、STIスポーツを、S4、レヴォーグ、BRZに設定して商品の付加価値を上げています。今年1月の東京オートサロンでコンセプトモデルとして発表した、インプレッサとフォレスターのSTIスポーツも順次市場に導入する予定です。そうした中で、(北米市場を含む世界市場で)Sシリーズには(SUBARU全体に対するイメージを拡散するような)“シャワー効果”を期待しています。

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【30年後のSTIの姿は?】

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