日経平均は反発、2カ月半ぶり高値の2万1556円

相場がここから上昇する材料はあるのか

 2月27日、東京株式市場で日経平均は反発。終値は昨年12月13日以来2カ月半ぶりの高値水準となった。前日の米国株は小反落だったものの、底堅さを維持しているとの受け止めも多く、日本株には朝方から買い戻しが入った。写真は東京証券取引所で昨年10月撮影(2019年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 27日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反発。終値は昨年12月13日以来2カ月半ぶりの高値水準となった。前日の米国株は小反落だったものの、底堅さを維持しているとの受け止めも多く、日本株には朝方から買い戻しが入った。内需・ディフェンシブ株を物色する動きも需給面の支えになった。買い一巡後は手掛かりに欠け、2万1500円台半ばで売り買いが交錯したが、上海総合指数<.SSEC>の上昇が安心材料となり、終日堅調が持続した。

TOPIXは0.20%高。東証1部の売買代金は2兆3924億円だった。CMEのグローベックス(24時間金融先物取引システム)がテクニカル上の問題で一時停止となり、短期筋の動きが鈍ったとの見方もあったが、大きな影響は見られなかった。市場では「海外勢の多くが為替とリンクした取引を行っているため、ドル/円が膠着すると日本株にも勢いがなくなる。米中貿易交渉の今後の展開を見極めるまで方向感は出にくい」(サクソバンク証券チーフマーケットアナリストの倉持宏朗氏)との指摘があった。

東証33業種では医薬品、建設、不動産、小売など内需・ディフェンシブ関連が値上がり率上位となった。半面、機械、鉱業、電気機器などは値下がりした。

個別銘柄では、ミライアル<4238.T>が反発した。26日に発表した2019年1月期業績予想と配当予想の上方修正を好感した。半導体ウエハー出荷容器の販売好調が続いているという。アイロムグループ<2372.T>は続伸。同社は26日、自己保有株を除く発行済み株式総数の1.12%に当たる13万株、取得総額2億円を上限とする自社株買いを実施すると発表した。需給改善などに期待する買いが入った。

東証1部の騰落数は、値上がり1153銘柄に対し、値下がりが893銘柄、変わらずが83銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      21556.51 +107.12

寄り付き    21504.61

安値/高値   21492.65─21578.81

 

TOPIX<.TOPX>

終値       1620.42 +3.22

寄り付き     1619.40

安値/高値    1619.38─1623.37

 

東証出来高(万株) 123574

東証売買代金(億円) 23924.77

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