通信ソフトから転戦、ACCESSが「ゴルフ」へ

新ビジネスは事業再構築を牽引できるか

携帯電話のソフトウエア開発で知られるACCESS(アクセス)が、畑違いともいえるゴルフマーケットで新しい事業を立ち上げつつある。

今年1月にゴルフクラブのスイング診断ツール「フルミエル」を発売したのに続き、12月にはパッティングを解析する「フルミエルパター」を投入。クラウドサービスを見直し、来年には有料サービスを始める予定だ。

フルミエルは加速度、角速度、方位を計測できるセンサーと通信機を埋め込んだわずか15グラムの小型ハードである。ゴルフクラブのグリップに装着してスイングすると、スマートフォンにデータを送信。そのデータをアプリが自動解析し、スイング分析に必要な数値や軌跡などを表示する。

ゴルフスクールや専門店などでしか測ることができなかった詳細なスイングデータを、その場で簡単に見ることができる点が新しい。客観的なデータに基づいて効果的な練習をしようと考えている上達志向のアマチュアゴルファーにとっては、朗報だ。

アクセスがゴルフ関連に挑んだ背景には、本業の不振がある。同社は携帯の組み込みブラウザソフトで成長を遂げ、2005年には小型情報端末のOS開発で有名だった米パームソース社を買収し話題を集めたこともある。一時は1600人の従業員(今7月末は629人)、売上高300億円超を誇っていた。

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