兆候は少し前にあった。今年6月に開示された有報で、副社長、専務、常務の全12名がヒラの取締役に降格したのだ。
理由は不明だが、過去最高益を達成した2012年3月期から一転、13年3月期は減収減益となった。この時点で清右衛門に実権があったと考えれば、最後に支配力を振りかざした懲罰人事だったのだろう。「あれには役員も困っていた。6月の異常な人事が10月の役員人事のきっかけ」(ファナック関係者)という声もある。
10月公表人事は代表取締役だけだが、実は、専務や常務の肩書を復活させる再配置がなされている(表参照)。
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