9位「盲信して猛進せよ」
2月にボクが東京で行った講演のタイトルです。「盲信して猛進する」という駄洒落っぽいシンプルなコンセプトが受けて、ありがたいことにユーチューブで講演の映像が33万回再生されました。まさか「Yahoo!映像トピックス」のトップに載るとは思いませんでしたが……。
「まだ見ていないよ」という方は、ぜひご覧ください。ボクがこれまでどのような道を通ってきたかを紹介して、それをシンプルな図式にまとめています。映像はこちら。講演内容の書き起こしはこちら。
8位「いきものがかり」
今年に限ったことではなく、自分の中ではずっとマイブームだったのですが、今年のいきものがかりは、夏にリリースしたシングル「笑顔」のプロモーションビデオが素晴らしかった。タイトルの通り、いろんな人たちの笑顔をつないでいくだけの映像ですが、こういった、ムダな着色のない素直さが吉岡聖恵さんの声と相まってメッセージの込もった映像になっています。アーティストが作品にメッセージを込める方法としてはすごく良いカタチになっていたように感じます。大好きなプロモーションビデオです。
11月にはご本人ともご挨拶することができて、ファンとしては最高の1年でした。来年もいい歌を聞かせてくれるのが楽しみだなー。
7位「ライゾマティクス」
ボクが一方的に尊敬しているメディアアーティストの真鍋大度氏が中心となっているクリエイター集団です。Perfumeの演出は、カンヌ国際広告祭のサイバー部門で銀賞を受賞し、大きな注目を集めました。日頃よく目にするようなモノや現象を、小さなアイデアの集合であそこまで「魔法のように」見せられるということにボクは衝撃を受けました。
最近、ボクは仲間のプログラマーやエンジニアに、「テクノロジーは常に魔法であるべきだ」と言っていますが、その認識をさらに深めてくれたのがライゾマティクス、そして真鍋大度氏の手がける作品群です。
6位「女性」
おめでとうございます! 全国6000万人以上の方々がランクインです! なんだそれという感じですが(笑)、今年はボクの中では「女性」のパワーに圧倒された年でした。この1年で仲良くなった女性は年代問わず数多し。語り合えば語り合うほど、ボクにはない感性と思想が感じられました。
ぶっちゃけ、来年進学する慶応SFCで同期になる人たちでも、女の子の方がはっきりしたビジョンがあって話がしやすいという実感があります。男子校生活ももうすぐ終わるので、楽しいことをたくさんやっていこう!
5位「ウェアラブルデバイス&センシングデバイス」
12月14日の土曜日に神戸で行われた「神戸ITフェスティバル2013」で、45分間の講演会を頼まれて、ただひたすら「2013年はデバイス元年だ」という話をしてきました。当然、これまでにもたくさんのデバイスは生まれていたわけですが、2013年からはベンチャー企業が(これまではソフトウェアで起業していたにもかかわらず)一気にハードウェアに鞍替えした特徴的な年です。
Kickstarterなど、ハードウェア開発に非常にマッチしたクラウドファウンディングシステムが浸透したことや、3Dプリンタでモックを作りやすくなったことも大きいですし、アプリやウェブサービスといったソフトウェア産業の限界がちょっと見えてきたというのもあるのでしょう。
ボクは一気にバイオ産業に傾くと予想していたのですが、まさかの原点回帰となりました。来年も、さまざまなベンチャー企業が面白いデバイスをたくさん作っていくでしょう。ハードウェアの進化によって、テクノロジーはさらに「魔法」に近づいていくのが楽しみです!
4位「Life is Tech!」
本連載でも何度か取り上げた、IT教育企業です。メイン事業であるITキャンプでは、今年は参加者数がさらに増加し、アプリで起業する人まで出てきました。中高生の人材育成以外にもさまざまな事業を展開中。ボクもアドバイザーとして支援しています。
今、教育で最先端を走っていることは確実で、来年はどんな新事業が出てくるのか、ボクもワクワクしています!
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