2015年12月に4世代目へと進化したトヨタ自動車「プリウス」。トヨタの新型プラットフォームとなるトヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー (TNGA) を採用した初めての車種であり、クルマとしての完成度は先代を大きくしのぐものとなっていた。
しかし、よくなった走りの面以上に話題の中心となったのは、その個性的すぎるエクステリアだった。トヨタのすべての販売チャネルで取り扱われ、老若男女問わず選ばれるプリウスに、ここまでチャレンジングなエクステリアを採用することに賛否が分かれる結果となってしまったのだ。
個人的にはトヨタのチャレンジ精神は評価したいし、日常的に目にするようになってくると意外とアリかも……と思っていたのだが、市場の反応は賛否の否が多かったのか、ここのところの月販台数で弟分のアクアの後塵を拝すことが続いていた。
前後のランプ類を変更し、より親しみやすく
そして登場から丸3年となる2018年12月17日にマイナーチェンジが実施されたプリウスは、そんなエクステリアデザインを一新。前後のランプ類を従来のようにバンパーまで伸ばさずに、より親しみやすいデザインへと変貌を遂げている。今回は、そんなマイナーチェンジを受けたプリウスのバイヤーズガイドをお送りしたい。
改めてマイナーチェンジを遂げた新型プリウスのグレード構成と車両本体価格は次のとおりだ。
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