午前様に朗報?東急が終電を試験延長 金曜深夜は25時台でも渋谷から電車で帰宅可能に
年の瀬の金曜日、渋谷の深夜にちょっとした変化が訪れる。東京急行電鉄(以下、東急)は12月の毎週金曜日(6日、13日、20日、27日)、試験的に東横線と田園都市線の最終電車の繰り下げや運転区間の延長を行う。
具体的には、東横線の渋谷発・元住吉行きの終電(各駅停車)を、現状の24時(午前0時)47分から25時(午前1時)20分に繰り下げる。さらに、24時47分の元住吉行きを横浜行きまで延長、25時00分にも菊名行きの各駅停車を増発する。
田園都市線は現在、24時42分の渋谷発・鷺沼行きが最終だが、25時00分と25時15分にも鷺沼行きの列車を走らせる。24時37分の渋谷発も、鷺沼行きから長津田行きに運転区間を延長する。
ただし、いずれも渋谷始発であり、相互直通運転をしている東京メトロ副都心線や半蔵門線の終電時刻は変わらない点には注意が必要だ。
全路線の終電と接続可能に
東急の終電繰り下げによって、JR山手線の池袋・新宿方面からの最終電車(渋谷25時07分着)、品川・大崎方面からの最終電車(同24時53分着)、いずれからでも東横線と田園都市線の終電に間に合うことになる。ほかにも、東京メトロ銀座線など渋谷に乗り入れている全路線の終電から乗り換えが可能だ。
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